川越大吾の醍醐味ブログ

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【完全版】GoogleChromeで検索予測ワードをクリックしたときに検索窓に入力(反映)されないときの直し方

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GoogleChromeの検索窓で予測ワードをクリックしても「つるんw」って感じで反映されないときの対処法です。もう少し具体的に言うと次のような状態で起こります。

  • 検索ワードの入力途中で、「検索候補」をマウスでクリックして選ぶとき
  • クリックが空振りし、背面のショートカットなどがクリックされる
  • 検索ワードを途中までしか入力していない場合だと、確定ボタンが押されていれば「検索候補」は選べる

この問題はPCやタブレットなどの状況により、解決方法が異なるようなので片っ端から試していくほかありません。
それでは順番に見ていくこととしましょう。

 

1. ブラウザの更新や再起動:

単純にブラウザを最新の状態に保つことや、再起動することで問題が解決する場合があります。まずはこれから。基本中の基本

2. キャッシュとクッキーのクリア:

ブラウザのキャッシュやクッキーが原因でこのような問題が発生することがあります。設定からキャッシュとクッキーをクリアしてみてください。

3. ブラウザの拡張機能を無効にする

インストールしている拡張機能が原因で問題が発生している可能性があります。拡張機能を一時的に無効にして、問題が解決するか確認してみてください。

4. 別のブラウザで試す:

問題がブラウザ固有のものである場合、別のブラウザを使用してみることで解決するかもしれません。


実際にボクがやったこと

ボクは3.「拡張機能を無効化」してから、1.「Chromeの状態を最新」にしました。

拡張機能が原因であるかもと思ったのですが、Chromeのバージョンが古かったことが理由のようです。
まずはChromeの状態を最新にしましょう。それでもだめなら拡張機能をチェックしましょう。

 

Chromeの状態を最新にする」方法

Chromeの右上にある3つの点(縦に並んだ)をクリックし

→「設定」を選択 

→「Chromeについて」を選択

Chromeの状態を最新にする

Windowsの予測変換機能

Windowsの予測変換機能を改善するためには、以下の手順で設定を変更できます:

1. 「スタートボタンを右クリック」します。
2. メニューから「検索」を選択し、検索ボックスに「ime」と入力します。
3. 検索結果から「日本語IME設定」をクリックします。
4. 開いた設定画面の左側のメニューから「全般」をクリックします。
5. 画面の一番下にある「互換性」セクションを見つけ、「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」を「オン」に切り替えます。

この設定変更によって、Windowsの予測変換機能が以前のバージョンのMicrosoft IMEに基づいて動作するようになり、予測変換の精度や挙動が改善される可能性があります。

MicrosoftのIMEの互換性を以前のものにする

MicrosoftのIMEの互換性を以前のものにする


またまた、上手くいかなくなったので次はこれで解決しました。そういえば、いったん初期化したからかもしれませんね。

Google Chromeで検索予測ワードをクリックしても検索窓に反映されない問題を深堀する

1. 直ったと思ってもまた繰り返される

Google Chromeで検索を行う際、検索窓にキーワードを入力し始めると、関連性の高い検索候補が自動的に表示されます。これは「検索予測」や「サジェスト」、「オートコンプリート」などと呼ばれる機能で、入力の手間を省き、より迅速な情報検索を支援します 1。通常、表示された候補をクリックまたはタップすると、そのキーワードが検索窓に自動的に入力(反映)され、すぐに検索を実行できます。

しかし、「検索予測ワードをクリックしても検索窓に反映されない」あるいは「クリックすると候補が消えるだけで入力されない」という問題が発生することがあります。この問題は、検索効率を著しく低下させるため、早急な解決が望まれます。

この問題が発生する一般的な原因を特定し、段階的なトラブルシューティング手順を詳細に解説します。多くの場合、ブラウザの一時的なデータ破損や設定の不整合、拡張機能の干渉などが原因と考えられます3、より複雑な要因が絡んでいる可能性もあります。本記事を通じて、問題を体系的に診断し、解決しましょう。

2. 初期の基本的なトラブルシューティング

問題が発生した場合、まずは以下の基本的な手順から試すことが推奨されます。これらは比較的簡単に行え、多くの一時的な不具合を解消できる可能性があります。

2.1. Google Chromeの再起動

ブラウザを長時間使用していると、一時的な不具合やメモリの問題が発生することがあります。Chromeを完全に終了させてから再起動することで、これらの軽微な問題が解消される場合があります 6

再起動手順:

  • 通常の方法:
  • Windows: 右上の「×」ボタンで全てのChromeウィンドウを閉じた後、再度Chromeを起動します。または、Ctrl+Qキーを押して終了し、再起動します 6。メニュー(︙)から「終了」を選択する方法もあります 7
  • Mac: Cmd+qキーを押して終了し、再起動します 6
  • 高速再起動 (タブ復元あり): アドレスバーに chrome://restart と入力してEnterキーを押すと、開いていたタブ(シークレットウィンドウを除く)を保持したままChromeが再起動されます。これは、設定変更後や一時的な不具合解消に便利な方法です 9
  • 強制終了 (フリーズ時): Chromeが応答しない場合は、タスクマネージャー(Windows: Ctrl+Alt+Delete > タスクマネージャー、Mac: Cmd+Option+Esc)からChromeのプロセスを強制終了し、その後再起動します 6

2.2. コンピュータ(PC)の再起動

Chromeの再起動で問題が解決しない場合、オペレーティングシステム(OS)レベルでの一時的な不具合や、他のプロセスとの競合が原因である可能性も考えられます。コンピュータ全体を再起動することで、システム全体の状態がリフレッシュされ、問題が解消されることがあります 7

再起動手順:

  • Windows:
  • 通常: スタートメニュー > 電源アイコン > 「再起動」を選択します 13
  • ショートカット: Ctrl+Alt+Deleteキーを押し、画面右下の電源アイコン > 「再起動」を選択します 13
  • 強制 (フリーズ時): 電源ボタンを数秒間長押しして強制的に電源を切り、しばらく待ってから再度電源を入れます 14。ただし、データ損失のリスクがあるため最終手段とします。
  • Mac:
  • 通常: Appleメニュー > 「再起動」を選択します 14
  • ショートカット: Control+電源ボタン(またはControl+メディア取り出しキー)を押し、「再起動」を選択します 13
  • 強制 (フリーズ時): 電源ボタンを長押しします 14。または、Command+Control+電源ボタン(またはCommand+Control+メディア取り出しキー)を同時に押します 14

これらの再起動手順は、問題解決の第一歩として非常に重要です。まずブラウザ単体を再起動し、それでも解決しなければシステム全体を再起動するという段階的なアプローチを取ることで、問題の原因を切り分ける一助となります。多くの場合、これだけで問題が解決することもありますが、解決しない場合は次のステップに進みます。

3. ブラウザデータ(キャッシュとCookie)のクリア

ブラウザは、ウェブサイトの表示を高速化するために、画像やファイルなどのデータ(キャッシュ)や、ログイン情報などを保存する小さなファイル(Cookie)を一時的にコンピュータに保存します。しかし、これらのデータが古くなったり破損したりすると、ウェブサイトの表示崩れや、今回のような検索予測機能の不具合を引き起こす原因となることがあります 3

キャッシュやCookieをクリアすることで、これらの破損したデータや設定の競合が解消され、問題が解決する可能性があります 4

キャッシュとCookieのクリア手順 (PC):

  1. 設定メニューを開く: Google Chromeの画面右上にある縦三点リーダー(︙)をクリックし、メニューから「設定」を選択します 3
  2. プライバシー設定へ移動: 左側のメニューで「プライバシーとセキュリティ」をクリックします 3
  3. 閲覧履歴データの削除を開く: 「閲覧履歴データの削除」をクリックします 3
  4. 詳細設定タブを選択: 表示されたウィンドウで「詳細設定」タブを選択します 4
  5. 期間を選択: 「期間」のドロップダウンメニューから「全期間」を選択します。これにより、保存されているすべてのキャッシュとCookieが削除対象となります 4
  6. 削除項目を選択:
  • Cookieと他のサイトデータ」にチェックを入れます 3
  • キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れます 3
  • (任意)「閲覧履歴」や「ダウンロード履歴」なども同時に削除できますが、今回の問題解決には必須ではありません 4
  1. データを削除: 「データを削除」ボタンをクリックします 3。データの量によっては少し時間がかかる場合があります 4
  2. 完了: 削除が完了したら、Chromeを再起動(推奨)し、問題が解決したか確認します。

スマートフォン (Android/iPhone) でのクリア手順:

手順はPC版と類似しています。Chromeアプリの設定メニューから「プライバシーとセキュリティ」>「閲覧履歴データの削除」へ進み、「Cookie、サイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れて、「全期間」を選択し削除します 20

その他のキャッシュクリア関連操作:

  • スーパーリロード(強制再読み込み): 特定のページで最新の情報を強制的に読み込みたい場合、キャッシュを無視してリロードします。
  • Windows/Linux: Ctrl + F5 または Shift + F5 または Ctrl + 更新ボタン 20
  • Mac: Command + Shift + R 20
  • デベロッパーツールでのキャッシュクリア:
  • F12キー(Mac: Cmd+Option+I)でデベロッパーツールを開き、更新ボタンを右クリック(または長押し)して「キャッシュの消去とハード再読み込み」を選択します 27

キャッシュやCookieは日々蓄積されるため、時に破損したり、古い情報が原因でウェブサイトの動的な機能(検索予測など)と齟齬をきたすことがあります。特に、検索予測のようにリアルタイムで候補を生成・表示する機能は、保存されたデータの影響を受けやすいと考えられます。全期間のデータをクリアすることで、根本的なデータ関連の問題を排除できます。ただし、Cookieを削除すると、多くのサイトからログアウトされる点に注意が必要です 33

4. Chrome拡張機能の管理

Google Chromeの拡張機能は、ブラウザの機能を拡張し利便性を高める一方で、時に他の機能と競合したり、予期せぬ動作を引き起こしたりすることがあります 3。特に、広告ブロッカー、プライバシー保護ツール、または検索機能を変更するような拡張機能は、検索予測の表示やクリック動作に干渉する可能性があります 3

問題の原因が拡張機能にあるかどうかを特定するために、以下の手順を実行します。

拡張機能の無効化と特定手順:

  1. 拡張機能管理画面を開く:
  • Chrome右上の縦三点リーダー(︙)をクリックし、「拡張機能」>「拡張機能を管理」を選択します 4
  • または、アドレスバーに chrome://extensions/ と入力してEnterキーを押します 3
  1. すべての拡張機能を一時的に無効化:
  • 表示された拡張機能の一覧で、各拡張機能の右下にあるスイッチ(トグルボタン)をクリックしてオフ(灰色)にします 3。これにより、すべての拡張機能が一時的に無効になります。
  1. 問題が解決するか確認:
  • すべての拡張機能を無効にした状態で、Chromeを再起動(またはスーパーリロード 4)し、Google検索で予測ワードをクリックして検索窓に反映されるか確認します。
  • もし問題が解決した場合: 原因は無効化した拡張機能のいずれかにある可能性が高いです。次のステップに進みます。
  • もし問題が解決しない場合: 拡張機能が原因である可能性は低いと考えられます。このセクションをスキップし、次の「Chrome設定の確認と調整」に進んでください。
  1. 原因となっている拡張機能を特定:
  • 拡張機能管理画面に戻り、無効化した拡張機能を一つずつ有効(スイッチをオン:青色)に戻していきます 3
  • 拡張機能を一つ有効にするたびに、Google検索で問題が再発するかどうかを確認します 4
  • 問題が再発した時点で、直前に有効にした拡張機能が原因であると特定できます 4
  1. 対処:
  • 原因の拡張機能を特定したら、その拡張機能を無効のままにするか、不要であれば「削除」ボタンをクリックしてアンインストールします 4

シークレットモードでの確認:

シークレットモードでは、通常、拡張機能はデフォルトで無効になっています(個別に許可設定をしている場合を除く)35。そのため、シークレットモードでGoogle検索を開き、検索予測が正常に機能するかどうかを確認することも有効な診断方法です 3。シークレットモードで問題が発生しない場合は、拡張機能が原因である可能性が非常に高いと言えます。

拡張機能はChromeの動作に深く関与するため、特にページの表示内容や入力動作を変更するものは、検索予測のような標準機能と衝突することがあります。上記の手順で体系的に調査することで、問題を引き起こしている拡張機能を特定し、対処することが可能です。

5. Chrome設定の確認と調整

拡張機能やキャッシュの問題でない場合、Google Chrome自体の設定が検索予測の動作に影響を与えている可能性があります。特に、検索エンジンに関する設定や、プライバシー、オートコンプリート(予測入力)に関連する設定を確認する必要があります。

5.1. 検索エンジンの設定確認

Chromeのアドレスバー(オムニボックス)で使用される検索エンジンが正しく設定されていない、または意図しない検索エンジンが追加・変更されている場合、Googleの検索予測機能が正常に動作しない可能性があります 46

確認・変更手順:

  1. 設定メニューを開く: Chrome右上の「︙」>「設定」をクリックします。
  2. 検索エンジン設定へ移動: 左側のメニューで「検索エンジン」をクリックします 46
  3. デフォルト検索エンジンの確認: 「アドレスバーで使用する検索エンジン」の項目で、ドロップダウンリストから「Google」が選択されていることを確認します 46。もし他の検索エンジン(Yahoo!など 48)が選択されている場合は、Googleに変更します。
  4. 検索エンジンの管理: 「検索エンジンとサイト内検索を管理する」をクリックします 46
  5. 不要なエンジンの削除: 表示されたリストに、身に覚えのない検索エンジンや不要なサイト内検索ショートカットがないか確認します。もし存在する場合は、該当項目の右側にある「︙」をクリックし、「削除」を選択してリストから除去します 46。マルウェアなどによって意図せず追加されている可能性もあります 46

5.2. プライバシーとセキュリティ設定の確認

プライバシー関連の設定、特に検索予測(オートコンプリート)を制御する項目が意図せず無効になっている可能性があります。

確認・変更手順:

  1. 設定メニューを開く: Chrome右上の「︙」>「設定」をクリックします。
  2. 同期とGoogleサービスへ移動: 左側のメニューで「同期とGoogleサービス」(または旧バージョンの場合「ユーザー」>「同期」53、あるいは「プライバシーとセキュリティ」内にある場合も)をクリックします 2
  3. オートコンプリート設定を確認:
  • 検索語句やURLをオートコンプリートする2 または 「検索候補の関連性を高める3 といった項目を探します。(文言はChromeのバージョンやOSによって若干異なる場合があります。「検索と URL の入力に関する予測を表示する」55 という表現の場合もあります。)
  • この設定のスイッチがオン(通常は青色)になっていることを確認します。オフ(灰色)になっている場合は、クリックしてオンにします 3。これがオフだと、検索予測候補自体が表示されなくなります 2
  1. その他のプライバシー設定:
  • 「プライバシーとセキュリティ」>「Cookieと他のサイトデータ」で、Cookieの設定が極端に厳しくなっていないか確認します(例:「すべてのCookieをブロックする」など)。Cookieが完全にブロックされていると、一部のサイト機能や検索のカスタマイズに影響が出る可能性があります 3
  • 「プライバシーとセキュリティ」>「サイトの設定」で、Google (google.com など) に対する権限が意図せず制限されていないか確認します 56
  • 「プライバシーとセキュリティ」>「セキュリティ」で、セキュリティレベルの設定(標準保護機能、保護強化機能など)を確認します 57。保護強化機能が予期せぬ干渉を起こす可能性は低いですが、念のため確認します。

検索予測機能は、ユーザーの入力補助や検索履歴、他のユーザーの検索トレンドなどを組み合わせて候補を表示します 1。これらの設定項目、特にオートコンプリート設定が直接的に機能のオン/オフを制御しています 2。また、プライバシー設定が厳しすぎると、予測候補の生成に必要な情報(Cookieなど)へのアクセスが妨げられ、間接的に機能不全を引き起こす可能性も否定できません。これらの設定を確認し、標準的な状態に戻すことで問題が解決することがあります。

6. 高度なChromeトラブルシューティング

基本的な設定確認やデータクリア、拡張機能の無効化でも問題が解決しない場合、より踏み込んだ対処法が必要になります。これには、Chromeの設定を完全に初期化する方法、最新バージョンへの更新、そして最終手段としての再インストールが含まれます。

6.1. Chromeの設定をリセットする

Chromeの設定リセットは、インストールした拡張機能やアプリによって意図せず変更された設定や、プロファイルデータの一部破損が原因である場合に有効な手段です 60。リセットにより、多くの設定が初期状態に戻りますが、ブックマーク、履歴、保存したパスワードは削除されません 60

リセット手順:

  1. 設定メニューを開く: Chrome右上の「︙」>「設定」をクリックします。
  2. リセット設定へ移動: 左側のメニューで「設定のリセット」(または「詳細設定」>「リセットとクリーンアップ」)をクリックします 4
  3. リセットを実行: 「設定を元の既定値に戻す」をクリックします 4
  4. 確認: 表示される確認ウィンドウで、リセットされる内容(起動ページ、新しいタブページ、検索エンジン、固定タブ、拡張機能の無効化、Cookieなどの一時データの削除)を確認し、「設定のリセット」ボタンをクリックします 60

リセットによる影響:

  • デフォルトの検索エンジン、ホームページ、タブ設定、コンテンツ設定(ポップアップ許可など)、Cookieとサイトデータが初期化されます 60
  • すべての拡張機能が無効化され、テーマもリセットされます 60
  • 一時データ(Cookieなど)が削除されるため、多くのサイトからログアウトされます 61

設定リセットは、ユーザープロファイルに関連する多くの問題を解決できる可能性がありますが、再設定の手間がかかる点に注意が必要です 63

6.2. Chromeを最新バージョンに更新する

使用しているChromeのバージョンが古い場合、既知のバグや互換性の問題が原因で不具合が発生している可能性があります 4。常に最新バージョンを使用することで、セキュリティが向上し、最新の機能を利用でき、バグ修正の恩恵を受けられます 64

更新手順 (PC):

  1. 設定メニューを開く: Chrome右上の「︙」をクリックします。
  2. バージョン情報を確認: メニューから「ヘルプ」>「Google Chromeについて」を選択します 4
  3. アップデート実行: このページを開くと、Chromeは自動的にアップデートを確認します 65。利用可能なアップデートがあれば、ダウンロードとインストールが自動的に開始されます 4
  4. 再起動: アップデートが完了すると、「再起動」ボタンが表示されるのでクリックします 4。再起動しないと更新が適用されません 65

更新手順 (スマートフォン - Android/iPhone):

  • Android: Google Play ストアアプリを開き、右上のプロフィールアイコン > 「アプリとデバイスの管理」>「アップデート利用可能」でChromeを探し、「更新」をタップします 72
  • iPhone/iPad: App Storeアプリを開き、右上のプロフィールアイコンをタップし、下にスクロールして利用可能なアップデートを確認し、Chromeがあれば「アップデート」をタップします 73

6.3. Chromeを再インストールする

上記すべての手順を試しても問題が解決しない場合、Chromeのプログラムファイル自体が破損している可能性があります。この場合、Chromeを一度アンインストールし、新たにインストールし直すことが最終的な解決策となることがあります 44

再インストール前の注意点:

  • ブックマーク等の同期: 再インストール前に、GoogleアカウントでChromeにログインし、ブックマーク、パスワード、設定などが同期されていることを確認してください 77。同期されていれば、再インストール後に同じアカウントでログインすることで、これらのデータを復元できます 77。同期設定は「設定」>「同期とGoogleサービス」で確認・管理できます 79

再インストール手順 (Windows):

  1. アンインストール: Windowsの「設定」>「アプリ」>「アプリと機能」からGoogle Chromeを選択し、「アンインストール」を実行します 63
  2. ダウンロード: Google Chromeの公式サイト (google.com/chrome) から最新のインストーラーをダウンロードします 82。スタンドアロンインストーラーを利用することもできます 83
  3. インストール: ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストールします 84

再インストール手順 (Mac):

  1. アンインストール: Finderを開き、「アプリケーション」フォルダからGoogle Chromeをゴミ箱にドラッグし、ゴミ箱を空にします 88
  2. ダウンロード: Google Chrome公式サイトからMac用のインストーラー(.dmgファイル)をダウンロードします 90
  3. インストール: ダウンロードした.dmgファイルを開き、Google Chromeアイコンを「アプリケーション」フォルダにドラッグ&ドロップします 90

設定のリセットは主にユーザープロファイルの問題を対象とするのに対し、再インストールはChromeアプリケーション本体のファイル破損に対応します。どちらも問題を解決する可能性がありますが、影響範囲と手順が異なります。再インストールは最終手段であり、実行前に必ずデータの同期を確認することが重要です。

7. 外部要因の調査

Chrome自体の設定リセットや再インストールを行っても問題が解決しない場合、原因はChromeの外部、つまりオペレーティングシステム(OS)、他のソフトウェア、あるいはハードウェアにある可能性が高くなります。ここからは、より広範なシステム環境の調査が必要です。

7.1. OSの問題とアップデート

OS自体に不具合がある、または最新のセキュリティパッチや互換性修正が適用されていない場合、Chromeの動作に影響が出ることがあります 4。OSを最新の状態に保つことは、システム全体の安定性とセキュリティにとって重要です。

OSアップデート手順:

  • Windows: 「スタート」メニュー > 「設定」 > 「更新とセキュリティ」 > 「Windows Update」を開き、「更新プログラムのチェック」を実行します。利用可能な更新があればインストールし、必要に応じて再起動します 4
  • Mac: Appleメニュー > 「システム設定」(または「システム環境設定」) > 「ソフトウェアアップデート」を開き、利用可能なアップデートを確認・実行します 4

まれに、OSのアップデート直後に問題が発生することもあります。その場合は、アップデートに起因する一時的な不具合の可能性も考えられますが、まずは基本的なトラブルシューティングを優先すべきです。

7.2. マルウェア感染の可能性

マルウェア(悪意のあるソフトウェア)の中には、ブラウザの設定を勝手に変更したり、動作を妨害したりするものがあります 46。ポップアップ広告が頻繁に表示される、ホームページや検索エンジンが勝手に変わる、身に覚えのない拡張機能が表示されるなどの症状がある場合は、マルウェア感染が疑われます 46

対処法:

  • Chromeのクリーンアップツール: Chromeには、有害なソフトウェアを検出・削除する機能が組み込まれています。「設定」>「設定のリセット」(または「リセットとクリーンアップ」)>「パソコンのクリーンアップ」を実行します 97
  • セキュリティソフトでのスキャン: 信頼できるウイルス対策ソフトやマルウェア対策ソフト(例: Malwarebytes 98, AdwCleaner 98, CleanMyMac 99 など)を使用して、システム全体をスキャンし、検出された脅威を駆除します。
  • 不要なプログラムの削除: OSの「アプリ(プログラム)のアンインストール」機能で、身に覚えのないプログラムや不審なソフトウェアがインストールされていないか確認し、あれば削除します 93

7.3. IME(日本語入力システム)の問題

日本語環境において、IME(Input Method Editor: 日本語入力システム、例: Microsoft IME, Google 日本語入力)はキーボード入力を漢字かな混じり文に変換する重要な役割を担います。このIMEの不具合や設定、あるいはChromeとの相性問題が、予測変換候補の表示や選択動作に影響を与える可能性があります 45。特に、予測変換候補が表示されない、あるいは意図しない動作をする場合、IME側の問題も疑うべきです 100

対処法:

  • IME設定の確認・リセット:
  • タスクバーのIMEアイコン(「あ」や「A」)を右クリックし、「設定」や「プロパティ」を開きます 100
  • 予測入力、学習機能、辞書などの設定を確認します 101。設定がおかしい場合はデフォルトに戻すか、調整します。
  • 学習履歴や辞書データが破損している可能性も考えられるため、「学習情報の消去」や「辞書の修復/初期化」を試します 101
  • 以前のバージョンのIMEを使用 (Microsoft IME): 最新のMicrosoft IMEで問題が発生している場合、互換性設定から「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」をオンにすることで解決することがあります 100

    MicrosoftのIMEの互換性

    MicrosoftのIMEの互換性を以前のものにする


  • 別のIMEを試す: Microsoft IMEを使用している場合はGoogle 日本語入力を、Google 日本語入力を使用している場合はMicrosoft IMEをインストールして切り替え、問題が再現するか確認します 100
  • 不要なIMEの削除: 複数のIMEがインストールされていると競合する可能性があるため、使用しないIMEは削除します 102

7.4. グラフィックドライバの問題

まれに、グラフィックドライバとChromeの相性問題や、ハードウェアアクセラレーション機能の不具合が、UI要素(検索予測のドロップダウン表示など)の描画に影響を与える可能性があります 106。画面表示がおかしい、ちらつくなどの症状が伴う場合は、この可能性を考慮します。

対処法:

  • ハードウェアアクセラレーションの無効化: Chromeの「設定」>「システム」で、「ハードウェアアクセラレーションが使用可能な場合は使用する」(または「グラフィックアクセラレーション~」)のスイッチをオフにしてChromeを再起動し、問題が解決するか試します 6。解決しない場合は元に戻します。
  • グラフィックドライバの更新: 使用しているグラフィックカードのメーカー(NVIDIA, AMD, Intelなど)の公式サイトから最新のドライバをダウンロードしてインストールします 109。OSのアップデート機能で更新されることもあります。
  • Chromeフラグの確認 (上級者向け): chrome://flags でWebGLやGPU関連のフラグ(例: #ignore-gpu-blacklist 107)を確認・変更する方法もありますが、実験的な機能であるため注意が必要です 108

これらの外部要因の調査は、Chrome内部の問題が除外された後に行うべきステップです。OS、マルウェア、IME、グラフィックドライバは、それぞれChromeの動作基盤や入出力に関わる重要な要素であり、これらのいずれかに問題があると、Chrome内部の設定だけでは解決できない不具合が発生し得ます。トラブルシューティングがこの段階に至った場合、問題の原因はよりシステムレベルに近いところにあると考えられます。

8. まとめ

Google Chromeで検索予測ワードをクリックしても検索窓に反映されない問題は、いくつかの原因によって引き起こされる可能性があります。本記事では、問題を解決するための体系的なトラブルシューティング手順を解説しました。

トラブルシューティング手順の要約:

  1. 基本的な再起動: まずChromeブラウザ、次にコンピュータ全体を再起動します。
  2. ブラウザデータのクリア: ChromeのキャッシュとCookieを「全期間」で削除します。
  3. 拡張機能の確認: すべての拡張機能を一時的に無効化し、問題が解決するか確認します。解決した場合は、一つずつ有効に戻して原因の拡張機能を特定します。シークレットモードでの確認も有効です。
  4. Chrome設定の確認: 検索エンジン設定、およびオートコンプリート(検索予測)関連のプライバシー設定を確認し、必要に応じて修正します。
  5. 高度なChromeトラブルシューティング: Chromeの設定をリセットし、最新バージョンに更新します。最終手段として、ブックマーク等を同期した上でChromeを再インストールします。
  6. 外部要因の調査: 上記で解決しない場合、OSのアップデート、マルウェアスキャン、IME(日本語入力システム)の設定確認・変更、グラフィックドライバの更新やハードウェアアクセラレーションの無効化を試します。

一般的な原因と解決策:

多くの場合、この問題はキャッシュやCookieの破損 3 または拡張機能の干渉 3 によって引き起こされます。したがって、手順3および4を実行することで解決する可能性が高いと言えます。

最終的な診断と次のステップ:

上記すべての手順を試しても問題が解決しない場合、原因の特定はさらに困難になります。診断の一環として、別のウェブブラウザ(Mozilla FirefoxやMicrosoft Edgeなど)でGoogle検索を試してみることをお勧めします 4

  • 他のブラウザでも同様の問題が発生する場合: 問題の原因はChromeではなく、OS、IME、キーボード設定、あるいはマルウェアなど、よりシステム全体に関わる部分にある可能性が濃厚です。
  • 他のブラウザでは問題が発生しない場合: 問題は依然としてChrome環境に固有であると考えられます。プロファイルデータの一部が完全に削除されずに残っている、あるいは非常にまれなChromeのバグである可能性などが考えられます。

いずれの場合も、自力での解決が難しい場合は、Google Chromeのヘルプセンターを検索するか、Google Chrome ヘルプ コミュニティに質問を投稿することを検討してください 42。質問する際には、試したトラブルシューティング手順、Chromeのバージョン、OSのバージョン、具体的な症状などを詳しく記載すると、より的確なアドバイスが得られやすくなります。

ソフトウェアのトラブルシューティングは時に根気が必要ですが、段階的に原因を切り分けていくことで、多くの場合解決策にたどり着けます。本記事が問題解決の一助となれば幸いです。

(以下の有料部分は引用文献が紹介されています)

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