保全=メンテナンスです。メンテナンスの方がイメージしやすいと思います。
保全活動の分類はまじで簡単。ゴロ合わせとか不要です。
大きく2つに分類
- 維持活動(現場でのイメージ)
- 改善活動(会議室でのイメージ)
維持活動(メンテナンスをいつやるか)
何を維持しようとするのかをしっかりと意識した方がいいと思います。これは「機械の設計時の性能を維持するための活動」です。
故障を境にして、
いつメンテナンスをするかで2つに分けられます。
故障の前後2パターンで
- 予防保全
- 事後保全
です。超簡単ですね。故障中にメンテナンスとかないですからね!それあなたが壊してますから!
んで、故障前にメンテナンスをすると言っても、どんなスパンでメンテナンスするかでまた2パターンに分かれますよね。これは、
- 定期保全
- 予知保全(故障の予兆を見つけてから)
です。
事後保全も2パターンに分かれてくれると覚えやすいのですが、故障したらすぐ修理するしかないですからね。まぁ、中には故障したまんま使っているやべーとこもありますよね。
わかりますよ。その気持ち。
スポーツでも予防が大事なんですけど、頭では分かっているのになかなか予防に力を入れるのって難しいんですよね。。必要だけど、成長にとっては無駄とも捉えられる。
なので、割り切って考える必要があります。
割り切っているのが、定期保全ですかね。
根性系の部活動とかで鍛えられた人って、そういう思考から抜け出せずに経営してて事後保全しかしてなさそう。
ブラック企業を見抜くポイントにもなると思いますね。
改善活動(より良くするための活動)
- 改良保全
- 保全予防
改善活動は維持活動とは違って、メンテナンスのしやすさだったりを改善できないかとか、メンテナンスついでに改良しちゃおうってやつね。
また野球でいうと、改良保全はひじの故障でトミージョン手術をしてきた投手が手術後の方が球速が上がってるみたいなイメージ。
保全予防は、そもそもメンテナンスしないほうがラクじゃね?って発想。メンテナンスを予防するためにはどうしたら良いかを考える活動。
そんなイメージ。
保全予防と予防保全の区別の仕方。間違えようがない。
名詞が連続してるときは、後ろの名詞がメインの意味です。
醤油ラーメン。
これって、
醤油ですか?
それともラーメンですか?
って醤油味のラーメンのことですよね。
これが分かってないと「なかなか覚えられない!」ってなっちゃう人もいると思うんですが、
「保全予防」と「予防保全」も同じです。
保全予防は、予防です。防ぐこと。
何を防ぐかっていうとメンテナンス。
メンテナンスって正直面倒くさいものの代表なんで、なるべくならやりたくないんですよ。給料も高くないし…
予防保全は、メンテナンスのことね。どういうメンテナンスかというと予防的にやるメンテナンス。
(余談)
文法的には「予防保全」の方は、予防が形容詞的に保全にかかってて、「保全予防」は保全は予防の目的語の役割をしているんですね。
こんな感じで覚えてます。
保全活動はチョロいです。
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