【意味ない?】学校で漢字の書き順にこだわる理由|実はすごいメリットがあった!
優香「ねぇ、大吾さん。ふと思ったんだけど、学校ってどうしてあんなに漢字の書き順に厳しいのかしら?正直、書ければなんでもいいんじゃないかなって思っちゃうんだけど…。」
大吾「あはは、優香らしい素直な疑問だね。でも、実は漢字の書き順って、僕たちが思っている以上に、すごく大切な意味があるんだよ。」
優香「え、そうなの?てっきり昔からの習慣で、先生が厳しく言ってるだけかと思ってた。」
大吾「もちろん、そういう側面もゼロじゃないかもしれないけどね(笑)。でも、学校で書き順を教えるのには、大きく分けて2つの、ちゃんとした理由があるんだ。」
理由①:美しく、バランスの整った文字が書ける
大吾「まず一つ目は、シンプルに**『美しく、バランスの良い文字が書けるようになる』**から。これはよく言われることだよね。」
優香「あ、それは聞いたことある!お手本通りに書くと、確かにキレイな字になる気がする。」
大吾「そうなんだ。漢字の書き順は、いわば“文字をキレイに書くための設計図”みたいなもの。どの線をどの順番で書けば、全体のバランスが崩れずに整った形になるか、長年の経験と研究から考え抜かれているんだよ。」
優香「なるほどー、設計図かぁ。言われてみれば、自己流で書くと、なんだかヘンテコな形になっちゃう漢字ってあるもんね。」
理由②:漢字そのものを「覚えやすく」なる
大吾「そして、僕がもっと重要だと思っているのが二つ目の理由。それは**『漢字が覚えやすくなる』**ということなんだ。」
優香「え!?書き順で覚えやすさが変わるの?どういうこと?」
大吾「うん。これは僕が昔、中学生に勉強を教えていた時に確信したことなんだけどね。当時、勉強が苦手な子のノートを見ていて、ある共通点に気づいたんだ。」
優香「共通点?」
大吾「そう。勉強が苦手な子ほど、漢字の書き順がめちゃくちゃだったんだよ。同じ漢字を書くにしても、書くたびに順番がバラバラ。それを見てピンときたんだ。『あ、これが原因か』って。」
優香「毎回書き順が違うと、覚えられないってこと?」
大吾「その通り。人間の脳って、毎回違うやり方をされると、それを『別のもの』として認識してしまう傾向がある。毎回違う書き順で漢字を書いていると、脳はそれを同じ漢字としてインプットできずに、なかなか記憶として定着しないんじゃないかな。」
優香「わ、それってすごく納得できる!料理のレシピと一緒かも。毎回手順を変えてたら、いつまで経っても覚えられないもんね。」
大吾「まさにそれ!漢字を覚える上で、書き順を統一することは、記憶の効率を上げるための大事なルールなんだよ。」
書き順は、時代と共に進化している
優香「でも、書き順って昔と今で変わってるって聞くけど、それってどうなの?」
大吾「良いところに気づいたね。そう、実は漢字の書き順は、より分かりやすく、よりバランス良く書けるように、時代と共に少しずつ見直されているんだ。僕が子供の頃に習った書き順と、今の子供たちが習う書き順が違う漢字もあるよ。」
優香「へぇー!書き順まで研究されてるんだ!てっきり『昔からこうだから!』っていう頑固なものだと思ってた。」
大吾「あはは。意外と柔軟なんだよ。より良いものがあるなら、それを取り入れていこうっていう姿勢は、日本の教育も捨てたもんじゃないなって思うよね。だからこそ、専門家が『これがベストだ』と考えてくれた現代の書き順を素直に覚えるのが、一番効率的なんだ。」
「書き順、どうでもいいじゃん!」子供に言われたらどうする?
優香「なるほどねぇ…。すごくよく分かった。じゃあさ、もし将来、自分の子供に『漢字の書き順なんて、どうでもいいじゃん!』って反抗されたら、大吾さんならなんて説明する?」
大吾「うーん、僕ならまず、『どうしてそう思うの?』って理由を聞いて、子供自身に考えさせるかな。ただ『やらされてる感』が嫌なだけかもしれないしね。」
優香「うんうん、まずは受け止めてあげると。」
大吾「その上で、今日話した2つのメリットを伝えるかな。『この順番で書くと、魔法みたいにスラスラ覚えられるんだよ』とか、『キレイな字が書ける人って、大人っぽくてカッコよくない?』って感じで、子供がメリットを感じられるように話してあげるかな。」
優香「そっかぁ。ただ押し付けるんじゃなくて、メリットを伝えるのが大事なのね。」
大吾「そうだね。書き順は、漢字を効率よく、そして美しく書くための**『先人の知恵が詰まった攻略法』**みたいなもの。最初は少し面倒かもしれないけど、一度身につければ、一生使える財産になる。そう考えれば、学校でしっかり教えてもらえるのって、すごくありがたいことなんだよね。」
優香「書き順は攻略法…!なんだかゲームみたいで面白い!これからは、私もちょっと書き順を意識して漢字を書いてみようかな。」