川越大吾の醍醐味ブログ

19XX年生まれ。だらだらしてます。ごめんさない

*当ブログは商品・サービスのリンクに広告が含まれています*

ahamo契約でSMS(ショートメッセージ)が送信できない場合の完全ガイド

*このページには商品リンクなどに広告が含まれています。*

見つけた方はコメント欄へ!!

 

1. この記事に書いてあること

ahamo(アハモ)はNTTドコモが提供するオンライン専用の料金プランであり、多くのユーザーに利用されています。しかし、ahamoを契約しているスマートフォンでSMS(ショートメッセージサービス)が突然送信できなくなるという問題が発生することがあります。SMSは、二段階認証や各種サービスからの通知、友人・知人との連絡など、依然として重要なコミュニケーション手段です。

この記事では、ahamo契約下でSMSが送信できない場合に考えられる原因を網羅し、ユーザー自身で試すことができる具体的な確認事項と対処法を、基本的なチェックから端末固有の設定、さらにはahamoのサポートへの問い合わせ方法まで、段階的に詳しく解説します。このガイドを通じて、問題解決の一助となることを目指します。

2. 基本的な確認事項

SMS送信の問題に直面した場合、まず最初に確認すべき基本的な項目がいくつかあります。これらは端末やキャリア設定に深く踏み込む前に、簡単にチェックできる内容です。

  • 電波状況の確認:
  • SMSの送受信には、携帯電話ネットワークへの接続が必要です。スマートフォンの画面上部にある電波強度インジケーターを確認し、十分な電波強度があるか(圏外になっていないか)を確認してください。電波が弱い場所や圏外では、SMSの送信はできません。一時的な電波状況の悪化も考えられるため、場所を移動してみることも有効です。
  • 宛先電話番号の確認:
  • 送信先の電話番号が正しく入力されているか、改めて確認してください。手入力による単純な間違いや、登録されている連絡先情報が古い、または誤っている可能性があります。特に、国際SMSを送信する場合は、国番号を含めて正しい形式で入力されているか確認が必要です。また、宛先の電話番号の先頭に「184」(発信者番号非通知)や「186」(発信者番号通知)を付与した場合、SMSは送信できません
  • 機内モードの確認:
  • 機内モードがオンになっていると、モバイルデータ通信、Wi-Fi、Bluetoothなどの無線通信機能が一括でオフになり、SMSの送受信もできなくなります。設定メニューやクイック設定パネルで、機内モードがオフになっていることを確認してください。意図せずオンになっている場合や、一度オンにしてからオフに戻すことで通信状況がリセットされ、問題が解決することもあります
  • スマートフォンの再起動:
  • 一時的なソフトウェアの不具合や、バックグラウンドで動作しているプロセスが原因でSMS送信に失敗している可能性があります。スマートフォン本体の電源を一度完全に切り、数秒待ってから再度電源を入れる「再起動」を行うことで、多くの軽微な問題が解決することがあります。これは最も基本的かつ効果的なトラブルシューティングの一つです。
  • スマートフォンの空き容量確認:
  • スマートフォンの内部ストレージの空き容量が不足していると、新しいデータ(受信したSMSを含む)を保存できなくなり、結果としてSMSの送受信に影響が出ることがあります。設定メニューからストレージ容量を確認し、不要なアプリ、写真、動画、ファイルなどを削除して空き容量を確保してください。

これらの基本的な確認を行っても問題が解決しない場合は、次のステップに進み、ahamoのサービス設定や端末固有の設定を確認する必要があります。

3. ahamoのサービス設定とプランに関する確認

基本的な項目に問題がない場合、次にahamoのサービス自体に関連する設定やプランの仕様を確認します。

  • ahamoプランにおけるSMS利用可否:
  • ahamoプランでは、特別な申し込み不要でSMS機能を利用できます。データ通信専用プランとは異なり、標準でSMS送受信が可能です。したがって、プラン自体がSMS非対応である可能性は基本的にありません。
  • SMS送信料金と文字数制限:
  • ahamoでの国内SMS送信は有料です。料金は送信する文字数によって異なり、全角最大70文字(半角最大160文字)までは1通あたり3.3円(税込)、それ以上の文字数では段階的に料金が上がり、最大で全角670文字(半角1,530文字)まで送信可能で、その場合の料金は33円(税込)となります。ahamoの基本料金に含まれる5分間無料通話は、SMS送信料金には適用されません。送信時に文字数制限を超えていないか確認してください。一部の古い機種では、最大文字数が70文字に制限される場合もあります
  • 海外へのSMS送信(国際SMS)は、1通あたり100円(不課税)です。国内・海外ともにSMS受信は無料です
  • 1日の送信件数上限:
  • 迷惑SMS対策のため、携帯キャリア各社では1日に送信できるSMSの件数に上限を設けています。ahamo(ドコモ回線)の場合、一般的に1日あたり200通未満(1通70文字換算の場合)が上限とされています 2。短時間に大量のSMSを送信した場合、この上限に達して一時的に送信できなくなる可能性があります。
  • SMS拒否設定の確認:
  • ahamo(ドコモ)では、迷惑SMS対策として様々な拒否設定が用意されています。意図せずこれらの設定が有効になっていると、特定の番号や条件に合致するSMSの送信(あるいは受信)ができなくなる可能性があります。
  • My docomoでの設定確認: My docomoからSMS拒否設定を確認・変更できます 。具体的には、「SMS一括拒否」「個別番号受信」「個別番号拒否」「海外事業者からのSMS拒否」などの設定項目があります。
  • 電話操作による一括解除: SMS受信ができない場合に試す方法として、SMS拒否設定を一括で解除する操作があります。「*20184」へ発信し、ネットワーク暗証番号を入力後、「7」(あんしん・安全)、次に「1」(SMS拒否設定)を選択することで解除操作が可能です 4。これは主に受信側の設定ですが、送信できない原因が複雑に絡んでいる可能性も考慮し、確認する価値はあります。
  • +メッセージ(プラスメッセージ)との違い:
  • +メッセージは、ドコモ・au・ソフトバンクが提供する、SMSを進化させたメッセージサービスです。電話番号でやり取りできる点はSMSと同じですが、より長い文字数、スタンプ、写真、動画などの送受信が可能で、データ通信を利用します。ahamoでも+メッセージアプリを利用できますが、これは標準のSMSとは別のサービスです。SMSが送れない場合、+メッセージアプリの設定や通信状況を確認するのではなく、標準のメッセージアプリ(またはSMS機能)の設定を確認する必要があります。+メッセージアプリで海外ローミング中に利用するには、別途設定が必要です

これらのahamo固有の設定や仕様を確認し、問題がないようであれば、使用しているスマートフォンの機種(iPhoneまたはAndroid)に応じた設定を確認します。

4. 端末固有のトラブルシューティング:iPhone

iPhoneでahamoのSMSが送信できない場合、特有の設定や挙動を確認する必要があります。

  • iMessage設定の確認と切り分け:
  • iMessageとは: iPhone同士で、Wi-Fiまたはモバイルデータ通信を使ってメッセージ、写真、動画などを送受信できるApple独自のサービスです。メッセージアプリは、宛先がiMessageユーザーであれば自動的にiMessage(青い吹き出し)で送信しようとし、そうでなければSMS/MMS(緑色の吹き出し)で送信します。
  • 確認事項:
  1. iMessageのアクティベーション: 「設定」>「メッセージ」で「iMessage」がオンになっているか確認します。アクティベーションに問題がある場合(「アクティベーション中...」「アクティベートできませんでした」などの表示)、SMS送信にも影響が出ることがあります。アクティベーションにはSMS送信が必要な場合があり、通信事業者によっては料金が発生することがあります
  2. SMSで送信設定: 「設定」>「メッセージ」の中に「SMSで送信」または「MMSで送信できない場合はSMSで送信」といったオプションがあります。これがオンになっていることを確認してください。これにより、iMessageが利用できない状況(相手がAndroidユーザー、データ通信がオフなど)で、自動的にSMSとして送信を試みるようになります。
  3. 一時的なiMessageオフ: 問題切り分けのため、一時的に「設定」>「メッセージ」で「iMessage」をオフにしてみてください。これにより、すべてのメッセージが強制的にSMS/MMSとして送信されるようになります。この状態でSMS送信を試し、成功するかどうかを確認します。成功すれば、iMessageの挙動や設定に関連する問題である可能性が高まります。その後、必要に応じてiMessageを再度オンに戻します。
  • SMSメッセージセンター番号(SMSC)の確認(制限あり):
  • SMSCとは: SMSを送信する際に経由する、キャリア固有の中継サーバーの番号です。この番号が正しく設定されていないと、SMS送信は失敗します。ahamo(ドコモ回線)の正しいSMSC番号は +81903101652 です
  • iPhoneでの確認方法(従来): 以前は、電話アプリで *#5005*7672# と入力して発信することで、設定されているSMSC番号を確認できました。
  • 現在の制限: しかし、近年のiPhoneやiOSバージョンでは、このコマンドを実行しても「リクエスト実行エラー」「不明なエラー」などが表示され、番号の確認や変更ができないケースが報告されています。そのため、iPhone上で直接SMSC番号を確認・修正することは困難です。
  • 回避策(上級者向け): どうしてもSMSC番号の設定が疑われる場合、もし利用可能なAndroidスマートフォンがあれば、一時的にahamoのSIMカードをそのAndroid端末に移し替えます。Androidの設定メニューからメッセージアプリの詳細設定に進み、SMSC番号が +81903101652 になっているか確認し、異なっていれば修正します。その後、テストSMSを送信し、成功したらSIMカードをiPhoneに戻します。これにより、SIMカード自体に正しい設定が書き込まれ、iPhoneでも正常に送信できるようになる場合があります 20。これはあくまで非公式な回避策であり、自己責任で行う必要があります。
  • プレーンなSMSとして送信しているかの確認:
  • SMSの制約: 標準的なSMSは、テキストのみを送信できます。件名、画像、動画、リッチテキストフォーマット(太字など)は送信できません。
  • 確認事項: iPhoneのメッセージアプリでSMS(緑色の吹き出し)として送信する場合、件名欄(「設定」>「メッセージ」>「件名欄を表示」でオン/オフ可能)に文字を入力したり、写真や動画を添付したりしていないか確認してください。これらの要素が含まれていると、SMSとしては送信できず、エラーになるか、MMS(キャリアメールアドレスが必要な場合が多い)として送信しようとします。ahamoはキャリアメールを提供していないため、MMS送信も通常は利用できません。純粋なテキストメッセージのみを送信するようにしてください。
  • APN設定について:
  • APNとは: アクセスポイント名(Access Point Name)は、主にモバイルデータ通信(インターネット接続やMMS送受信)に必要な設定です。
  • iPhoneでのahamo APN: ahamoをiPhoneで使用する場合、APN設定は通常、キャリア設定アップデートを通じて自動的に構成されます。ユーザーが手動でAPN設定を行う必要は基本的にありません。画面左上に「docomo」または「ahamo」と表示され、4G/5Gの電波を掴んでいれば、通話やSMS送信に必要な基本的なネットワーク登録は完了していると考えられます。SMS「送信」ができない問題の原因がAPN設定である可能性は極めて低いです

iPhoneでのSMS送信トラブルは、iMessageとの連携部分や、直接確認・変更が難しいSMSC番号に関連している場合が少なくありません。上記の点を確認し、特にiMessage設定の切り替えや、プレーンなテキストでの送信を試すことが重要です。

5. 端末固有のトラブルシューティング:Android

AndroidスマートフォンでahamoのSMSが送信できない場合、iPhoneとは異なり、ネットワーク設定へのアクセスが比較的容易なため、確認すべき点が異なります。ただし、設定メニューの名称や階層は、メーカーやAndroidのバージョンによって若干異なる場合があります

  • SMSメッセージセンター番号(SMSC)の確認と設定:
  • 重要性: SMS送信における最も重要な設定の一つがSMSC番号です。これが正しくないとSMSは送信できません。ahamo(ドコモ回線)の正しいSMSC番号は +81903101652 です
  • 確認・設定手順:
  1. 標準のメッセージアプリ(例: Googleメッセージ、Samsungメッセージなど)を開きます。
  2. アプリ内の設定メニューを探します(通常、画面右上の「︙」(縦三点リーダー)や左上の「≡」(ハンバーガーメニュー)などからアクセス)。
  3. 「詳細設定」、「チャット機能」、「SMS設定」などの項目を探します。
  4. その中に「SMSセンター番号」、「SMSC」、「メッセージセンター」といった項目があります(機種により名称が異なります)。
  5. 表示されている番号が +81903101652 であることを確認します。
  6. もし番号が異なる、または空欄の場合は、正確に +81903101652 と入力し、設定を保存(完了)します
  • APN設定の確認:
  • 関連性: APN設定は主にデータ通信用ですが、ネットワークへの登録全体に関わるため、稀にSMS送受信に影響を与える可能性もゼロではありません。しかし、SMS送信失敗の直接的な原因としては、SMSC設定の方が可能性が高いです。ahamo(ドコモ)の正しいデータ通信用APNは spmode.ne.jp です
  • 確認手順:
  1. スマートフォンのメインの「設定」アプリを開きます。
  2. 「ネットワークとインターネット」、「接続」、「モバイルネットワーク」などの項目に進みます。
  3. 「モバイルネットワーク」または「SIMカードとモバイルネットワーク」を選択します。
  4. 「アクセスポイント名」(APN)を探してタップします。
  5. ahamoまたはdocomo用のAPNプロファイルが存在し、選択(アクティブ)になっていることを確認します。
  6. 選択されているAPNをタップし、詳細画面で「APN」の項目が spmode.ne.jp になっているか確認します
  7. もし複数のAPNが存在する場合は、正しいものが選択されていることを確認し、不要または不正確なAPNは削除を検討します
  • 標準メッセージアプリの設定確認と代替アプリの試用:
  • アプリ固有の問題: 使用しているメッセージアプリ自体に問題がある可能性も考えられます。
  • 確認事項1(権限): スマートフォンのアプリ設定で、標準のメッセージアプリに必要な権限(特に「SMS」権限)が付与されているか確認します。
  • 確認事項2(キャッシュ/データ消去): 問題のあるメッセージアプリのキャッシュやデータを消去してみます(設定 > アプリ > [メッセージアプリ名] > ストレージ > キャッシュを削除 / データを削除)。ただし、データ消去を行うとメッセージ履歴が削除される可能性があるため、事前にバックアップを検討してください。
  • 確認事項3(Googleメッセージの試用): もしメーカー独自のメッセージアプリを使用している場合、一時的にGoogle Playストアから「Googleメッセージ」(メッセージ by Google)をインストールし、デフォルトのSMSアプリとして設定してみてください。これでSMS送信が成功すれば、元々使用していたアプリ固有の問題である可能性が高いと判断できます。

Android端末では、SMSC番号の確認と修正が最も重要なチェックポイントです。APN設定も確認し、それでも解決しない場合は、メッセージアプリ自体の設定や、代替アプリでの動作を確認することが有効な手段となります。

6. その他の考えられる原因の調査

端末固有の設定やahamoのサービス設定を確認しても問題が解決しない場合、以下のような他の要因が影響している可能性があります。

  • 受信側の問題:
  • 説明: 問題は送信側(自分)ではなく、受信側にある可能性も十分に考えられます。
  • 確認事項:
  • 受信者による拒否設定: 相手があなたの電話番号を着信拒否リストに登録している、または迷惑SMSフィルターを強く設定している(特定のキーワードを含むSMS、URL付きSMS、非通知SMSなどを一括で拒否している)可能性があります。iPhoneでは、電話番号の着信拒否設定がSMSにも適用される場合があります
  • 受信者の契約プランや端末: 相手がSMS機能のない料金プラン(一部の格安SIMのデータ専用プランなど)を契約している場合や、端末自体に不具合がある、あるいはストレージ容量がいっぱいで新しいメッセージを受信できない状態かもしれません
  • 受信者の電波状況: 相手が電波の届かない場所にいる、またはスマートフォンの電源を切っている場合は、当然SMSを受信できません
  • 対処法: 別の電話番号(可能であれば、異なるキャリアを利用している相手)にテストSMSを送信してみます。もしその相手には正常に送信できれば、最初の宛先に固有の問題がある可能性が高いです。その場合は、電話や他のメッセージアプリなど、別の手段で相手に連絡を取り、SMS受信設定を確認してもらうよう依頼する必要があります。
  • SIMカードの接触不良:
  • 対処法: スマートフォンの電源を切り、SIMカードトレイを取り出します。SIMカードを慎重に取り外し、ICチップ部分に汚れや損傷がないか確認します。乾いた清潔な布でICチップ部分を優しく拭き、SIMカードをトレイに正しく装着し直してから、スマートフォンの電源を入れます。
  • 説明: SIMカードが正しく挿入されていなかったり、接触部分が汚れていたりすると、ネットワークへの接続が不安定になり、SMSを含む各種サービスに影響が出ることがあります。SIMカードを挿し直すことで、物理的な接続が改善される場合があります
  • メッセージアプリやOSのアップデート:
  • 対処法: Google Playストア(Android)またはApp Store(iPhone)を開き、使用しているメッセージアプリにアップデートがないか確認します。また、スマートフォンの設定メニューから、利用可能なOS(オペレーティングシステム)のアップデートがないか確認し、あれば適用します。
  • 説明: メッセージアプリやOSの古いバージョンに含まれるバグが原因で、SMS送信に失敗することがあります。ソフトウェアを常に最新の状態に保つことは、機能の安定性やセキュリティの観点からも重要です
  • VPN接続の影響:
  • 対処法: もしスマートフォンでVPN(仮想プライベートネットワーク)サービスを利用している場合は、一時的にVPN接続を無効にしてみてください。
  • 説明: VPNはインターネット通信の経路を変更するため、キャリアが提供するSMSなどのサービスと干渉することがあります。特にVPNの設定が厳しい場合や、VPNサーバー自体に問題がある場合に影響が出ることが考えられます
  • 国際SMSフィルター(海外宛送信の場合):
  • 説明: 日本から海外の電話番号へSMSを送信する場合、相手国の携帯キャリアが、海外からのスパムSMSを防ぐために強力なフィルターを設けていることがあります。このフィルターによって、正常に送信されたはずのSMSが相手に届く前にブロックされてしまう可能性があります。これは国内SMS送信の問題とは直接関係ありませんが、国際SMSが送れない場合の要因として考えられます。

これらの要因は、ahamoや端末の基本的な設定以外に潜む問題である可能性があります。一つずつ確認していくことで、原因の特定につながるかもしれません。

7. ahamoサポートへの問い合わせ

上記すべての確認事項とトラブルシューティングを試してもSMS送信の問題が解決しない場合は、ahamoのカスタマーサポートに問い合わせることを検討します。

  • 問い合わせるタイミング:
  • このガイドに記載されている基本的な確認、ahamoサービス設定の確認、端末固有の設定確認(iPhone/Android)、その他の考えられる原因の調査をすべて実施しても、状況が改善しない場合。
  • 問い合わせ方法:
  • ahamoチャットサポート(おたすけロボット ahamo): ahamoのサポートは、原則としてオンラインのチャットサポートが中心となります。ahamo公式サイトやahamoアプリからアクセスできます。チャットボットによる自動応答から始まり、必要に応じてオペレーターによる有人チャットに繋がります。問い合わせの際は、発生している問題と、これまでに試したトラブルシューティングの手順を具体的に伝える準備をしておくとスムーズです
  • ドコモの窓口(限定的なケース): 基本的にはahamoのチャットサポートを利用しますが、ごく特定の状況下ではドコモの窓口への連絡が必要になる場合があります。
  • 例1: iPadなどSMSを受信できない端末でeSIMの再発行手続きを行い、確認コードが受け取れずに開通手続きが完了できない場合、ドコモオンラインショップセンター(0120-131-067)への連絡が必要になることがあります
  • 例2: ドコモが提供する「迷惑SMS対策」サービスの詳細な設定などについて確認したい場合、ドコモ インフォメーションセンター(ドコモ携帯から151、一般電話からは別途番号を確認)への問い合わせが考えられます
  • ただし、これらは例外的なケースであり、ahamoの契約に関する一般的なSMS送信トラブルについては、まずahamoのチャットサポートに相談することが推奨されます。
  • 伝えるべき情報:
  • サポートに問い合わせる際には、以下の情報を事前に整理しておくと、問題解決が迅速に進む可能性が高まります。
  • 契約している電話番号
  • 使用しているスマートフォンの機種名とOSのバージョン
  • 問題が発生し始めた時期や状況
  • 表示されるエラーメッセージ(もしあれば、その正確な文言)
  • これまでに試したトラブルシューティングの手順とその結果

専門のサポート担当者は、ユーザー側では確認できないネットワーク側の情報なども含めて調査を行うことができます。すべての自己解決策を試した後は、遠慮なくサポートを活用しましょう。

8. まとめ

ahamo契約でSMSが送信できない問題は、様々な原因によって引き起こされる可能性があります。このレポートでは、問題解決のための体系的なアプローチを提示しました。

まず、電波状況、宛先電話番号、機内モード、端末再起動といった基本的な確認から始めます。次に、ahamoのプラン内容(SMS利用可否、料金、送信制限)や、意図しないSMS拒否設定が有効になっていないかを確認します。

それでも解決しない場合は、お使いの端末に応じて、iPhoneであればiMessage設定との関連やSMSC番号確認の制限を考慮した対処、AndroidであればSMSC番号やAPN設定の直接的な確認・修正、メッセージアプリの確認を行います。

さらに、受信側の設定や状況、SIMカードの接触、ソフトウェアのバージョン、VPN利用の有無など、その他の要因も考慮に入れる必要があります。

これらのステップを順に試しても問題が解決しない場合は、最終手段としてahamoのチャットサポートに問い合わせることが推奨されます。その際には、試した手順や状況を具体的に伝えることで、より的確なサポートが期待できます。

SMS送信トラブルは、多くの場合、設定の見直しや簡単な操作で解決できます。このガイドが、ahamoユーザーが直面する可能性のあるSMS送信問題を解決するための一助となれば幸いです。


以下の有料部分には参考文献のリストが紹介されています。

この続きはcodocで購入