この1年くらいでNISAはじめた人が増えてますが、マジでマネーリテラシーないなーと思いますよね。
NISA貧乏とかいう言葉も出てきてます。
積み立て金額増やしまくって、月に使えるのが残り数万円みたいな。んで全部、食費に消えるみたいな。
不安になってストレス感じまくってるとか本末転倒でしょう。。
何のために生きてんのって。
過去にこのブログでも本多静六を取り上げたことがありますが、彼は先取りで25%を貯蓄するという方法を実践して資産を築いたそうですが、多くの人は真似をするとマジで悲惨なことになると思います。ちゃんと勉強して、いまの自分の生活に合うように考えて実行する必要があります。
そのまま真似しようとすると、あとで後悔することになると思います。
時代も人間関係も違うから当然です。
時代の違い
あなたはおそらくサービス業に従事しているでしょう。
国民の70%ほどが第三次産業らしいです。
それに比べて本多静六の時代は、お金を持ってなくても近くの人に助けを求めれば食べ物くらいは譲ってもらえたでしょう。
農家が多かったのもありますし、近所の繋がりがあったから。
どちらかというとお金より、食料や土地の方が価値があったのかもしれません。
近くに頼れる人はいますか?
周りをみても、サービス業に従事してる人しかいないとか普通です。
実際に頼ることになるかは別ですが、本当にダメなときに助けてくれそうな人がいるってだけでメンタルの安定性は違います。
人間関係の違い
平常時こそ、自分から進んで周りに還元しておくのが大事だと思います。
そういうことをしていない人は多いと思います。
まぁ地域のボランティアはオススメ。農家の草刈りとか手伝いますよ〜つって、軽く運動して。一石二鳥。
先取り貯金
先取り貯蓄をすべき時は、『実質賃金が増えている時』です。
実質賃金がマイナスの時は、貯蓄を減らしつつ生活しているので、預金がないとしたら、株式とか換金性の高いものから処分していきますよね。
そういう状況では積み立てるつもりだったのに、損失が出ているものを損切りすることになりかねません。
だから、「日経平均が上がってるから」とか「経済は長期で見れば発展する」とかを根拠にしない方が良いです。
「実質賃金が上がって、今までより所得が増えたから投資に回そう」というのが基本です。
そして、その時に生活水準を無駄に高くしないことです。
オススメの本は『お金の減らし方』
『お金の減らし方』という本があります。
昨日、新版が発売されたのでおすすめしておきましょう。
この本は2020年に出た本ですが、本質的なことばかり書かれています。
普通のレベルの人は読んだ方が良い本だと思いますね。
当時この本を読んだことで、それまでやってたこと(株式投資フルベット)がバカバカしく思えるようになりましたから。
それからは、本に書いてある通り好きなことに収入の何割かを使うようにしたら、エグいほど充実度が増していますし、それに付随して収入も上がりました。
それを続けたことで
「あぁ本に書いてあったことはこういうことだったのか」と腑に落ちたのを覚えています。
モノを買うのも良いですし、旅行に使うのも良い。洋服にお金をかけるのも良いでしょう。こだわりを持って使ってください。
決して他人の目を気にしてはいけません。
誰かが持っているからとか、値上がりしそうだからとか言って興味のないものを買うのは良くない。(過去の自分はそうでした。)
お金の使い方をきっかけに、自分の価値観を見つめ直すときなんじゃないかなーと思います。