応用技術者試験に合格するのを目標にITパスポートから基本情報技術者試験と段階を踏んで学習しています。
(ただのアウトプット記事となりますので悪しからず。)
覚えにくい用語ランキング上位
- スーパーパイプライン
- スーパースカラ
スーパーパイプラインとスーパースカラが覚えられません!!
割と覚えにくいので困っているという方が多いようです。スーパースカラは扱われていない参考書もあるようですが。
同じページに書いてあることもあり非常に覚えにくい用語の代表です。
まあ、非常に簡単に覚えられるので安心してください。
スーパーパイプラインはパイプライン処理がスーパーなんですよ!
はい覚えましたね!
以上!
命令のパイプラインで、命令のステージを細分化することにより同時に実行できる命令数を増やす技術のことです。
パイプラインが分からないという方はどの参考書にも載っているはずなので基本から勉強してみてください。
スーパースカラはスカラの進化系なんですよ。
以上!
とはいきませんね。
スカラ自体がほとんどの基本情報技術者試験の参考書には載っていないと思います。
スカラって一体なんなんじゃということですが、スカラは「scalar」と書きます。
ああなんか聞いたことがあるなぁって感じですかね。
あの、クッキー作ってるおばさんの名前でしょ?
違います!それはステラおばあちゃん!!
いや、おばさん。
あ〜
Twitter買収した人の会社のことね〜
それテスラ!!
とか言ってるとどんどん違う方向にいってしまうので
まじめにいくと
高校の物理で出てきたあのベクトルとスカラのスカラですね。
ほとんどの基本情報技術者試験のテキストには記載がないので知らなくても良いのですが、
CPUの演算方法にはベクトル演算とスカラ演算のものがあるんです。
それぞれ
- スカラ演算→1つの命令で1つのデータ処理を行う
- ベクトル演算→1つの命令で複数のデータ処理を行う
という特徴があります。それがそのままCPUの呼び名になっています。
ベクトルは大きさと向き表しているので、大きさだけしか表さないスカラは1つ1つってイメージでいいと思います。
スカラ型とベクトル型
- スカラ型→データを細かく分けて逐次的(1個ずつ順番)に処理をする
- ベクトル型→演算ユニットを並列化して多くのデータをまとめて計算(=スパコンなど大規模な計算に向く)
1960年代のスパコンはスカラ型で、1970年代にベクトル型のCPUが開発されました。スカラ型は最大8個のデータをまとめて処理するのに対し、ベクトル型は256個ものデータを処理できます。
スカラ型はベクトル型に対し圧倒的に処理の数が少ないのですが、パイプライン処理を行う回路を複数持つことで同時に最大8個も処理できるように進化してきました。
これがスーパースカラのチカラ!
スカラ演算が1つの命令に対し1つのデータ処理を行うはずなのに、今では8個も同時に処理できるんです。
まさにスーパーの称号に相応しいですね。
はい覚えましたね〜
ぼくの1勝〜
<終わり>
オススメの参考書
ITパスポート試験
基本情報技術者試験