【神指導】なぜスピードが出ないのか?井端に託された社会人トップクラスのピッチャーへ憲伸が与えた奇跡のアドバイス!! - YouTube
NTT東日本の上出拓真投手が川上憲伸さんの動画で指導されています。本人はフォームがわからなくて悩んでいるようですが、フォームって一度壊すとマジで訳分からなくなるんですよね。そしてマジでツラいんです。
さて、ボクならこう指導しますってのを書いておきます。
めちゃくちゃ参考になると思う(笑)ので、是非最後まで読んでくださいね。(おまえ一体なんやねん!という至極真っ当な意見は今後の参考にさせていただきます。)
- バランスの良いフォームで投げるコツは軸足の使い方とプレートの使い方。
- ピッチングでのピッチャープレートの使い方で全てが決まる。コツはプレートの側面。
- 【まとめ】他の人にも言えるピッチングのポイントは3つ
- (追記:NTT東日本野球部が日本選手権で準優勝しました!)
- あなたにオススメの過去記事
動画での主な指導ポイントは2点
- 右手の使い方
- 左足の上げ方
です。
さすが川上憲伸さん。マジですげ〜な。って思いました。
全体的にかなり良くなったような感じはしますが、まだテイクバックなどではぎこちないところはあります。一言で言うと「左肩・左腰の開きが早い」ことが原因です。
本人もきっと左足を上げるときにしっくりきていないような印象を受けます。なぜ「開きが早くなるのか」は下の記事も参考になるんじゃないかと思うので貼っておきます。
バランスの良いフォームで投げるコツは軸足の使い方とプレートの使い方。
バランスの良いフォームにするには、軸足を内側に入れる必要があります。
左足を指導されたように上げるにしても、軸脚の角度が地面に垂直だと勢いよくあげられません。
プロの投手は、一瞬でパッ!と挙げますよね。
この、一瞬で左足を挙げるってのが出来てれば軸足はほぼOK。
過去の大学時代の動画も拝見しましたが、もわーっとした脚の挙げ方でした。
それが体重移動がうまくいかない原因です。
2018/4/26 上出拓真 (國學院大学) 2年春 東洋大学戦 143km/h 計測 - YouTube
良いフォームとは?
まず、セットで構えた時に横から見たら綺麗な逆Yの字になっているかをチェックしましょう。
(両足を左右均等に開いて立ちます。)
角度的には30度くらいが良いと思います。そしてへその位置を変えないように左足を挙げる。これだけでバランスが格段に良くなります。
オリックス 山岡泰輔 投手 ピッチングフォーム - YouTube
これをやるにはプレートの使い方が上手くないと絶対にできない動きです。
ピッチングでのピッチャープレートの使い方で全てが決まる。コツはプレートの側面。
ポイントはプレートに全体重をかけて重心移動をすること。これにはプレートの側面を使います。
プレートの側面が壁になるんですね。野球の指導の時に使われるカベではなく、物理的な壁)
(カベを意識すると左肩や左腰を意識する人が多いんですけど、脚を挙げたときには軸足側に壁がある意識が大事です。ピッチングのどのタイミングなのかで変わります。イップスになる人はここへの意識が希薄です。)
感覚を掴むには、氷の上でのピッチングをする時のことをイメージしてください。スパイクは履かないで素足です。
足場がツルツルしてたら思うように投げませんよね??
投げられる感覚の場合は、逆に立った時のバランスが悪いです。
投げるためのバランスになっていないんですね。
壁がなかったら滑るけど、壁があるから滑らない。という状態まで軸足の角度をつけましょう。
この感覚を身につけるのには「スライドボード」が最適だと思います。
両端で踏ん張る時の「おへそ」と「シューズの位置」を確認してください。
この位置関係がピッチングにおいても重要になってきます。山岡投手のバランスを参考にしてみてください。この形ができればあとは思い切って投げるだけですから。
【まとめ】他の人にも言えるピッチングのポイントは3つ
- ピッチャープレートの上に重心(へそ)がこないようにすること
- 左足を上げたときに軸足がめくれないこと。(着地した左足もつま先がめくれないこと。)
- チカラを入れるタイミングは「足を上げる時」と「リリース」の2点。
だと思います。上の2つは同じようなことなのですが、両方をチェックポイントにしてもらえたらと思います。
7:38の投球は軸足の踵がズレてしまっています。7:54のときもそうですね。
上の方で書いたことをやれば、軸足のつま先がめくれることもないはずなので是非やってみてください。動画を見ると着地した左足もめくれてしまってます。スライドボードの両端の中で投球をするイメージだとめくれにくくなると思いますね。
(追記:NTT東日本野球部が日本選手権で準優勝しました!)
今季は春先から状態が上がらない投手が多く、守備のミスも多かった。JABA大会では1勝もできないままリーグ戦敗退したこともあった。都市対抗野球大会東京2次予選でも、第1代表決定トーナメント準決勝で、6投手が12四死球、守備も4失策と崩れた。試合後には平野宏監督が「子どもの野球を見ているよう」と口にするほどだった。
動画を拝見した時には、ボクはすぐに修正ポイントが見つかりました。ただ、今季は他の投手も調子が上がらなかったそうです。日本選手権までに修正してくるところが素晴らしいですよね。
おしまい。
き〜っと明日はホームラン♪♪♪
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