daragoのラクガキ帳

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【必読】ノーコン投手のコントロールを良くするには?

アマチュア野球の指導者から質問に良くあるのが、投手のコントロールを良くしたいというものがあります。

まずはストレートでストライクを取れること(ブルペンで65%ほど捕手付近に行けばOK)が前提。5割以下となるとフォームの根本的な改善が必要となります。それはまたの機会にします。

ブルペンでは6割前後のストライクを取れているというのであれば試合でコントロールが原因で炎上することは避けられます。

さて、実戦でのコントロールの良し悪しは配球が原因です。

試合で使えるだけの制球力を身につけるには、以下の3つに取り組みましょう。

  1. 配球の見直し
  2. 変化球の種類を増やす
  3. 決め球、カウント球を作る
  4. 内野の守備を鍛える

配球を見直そう

配球の基本は緩急をつけることです。

打者に打たれないことと、制球力の両立には緩急がポイントなのです。

緩急をつける目的は、160キロを投げたあとに90キロのスローカーブを投げて打者の姿勢を崩すためではありません。

ちょっとだけタイミングをずらせれば良いのです。

たとえば以下の球種を持っている投手がいるとします。

  • ストレート130キロ
  • カットボール123キロ
  • ツーシーム120キロ
  • スライダー115キロ
  • チェンジアップ110キロ
  • カーブ105キロ

130キロのストレートを投げたあとに120キロ台のカットボールやツーシームを投げる。その後に110キロ前後

のスライダー、カーブ、チェンジアップを投げることでも十分に緩急を使えています。

前の投球との球速差は10キロですが、10キロ違うと150センチほどの差が生まれます

ホームベースのサイズは40cmほどなので10キロ違うだけでホームベース4個分も"曲がる"変化球を投げているのと同じことなのです。

この違いを利用することが緩急を使う目的なのです。

 

弱小校の配球を見ていると球種が少ないため、ストレートを投げた後に遅い変化球のカーブを投げています。

ストレートとカーブの球速差は20キロは出てきます。

大半の打者は待っている球と20キロ近い球速差があると見逃します。ですのでこういう配球だと投手は自力でストライクゾーンに投げなければストライクを稼ぐことができないのです。

投手自身のストライク率に打者のスイングした分が上乗せされない配球なのです。

 

一方で、ストレート狙いの打者にスライダーやカットボールを投げると打者はスイングをしてくれます。スイングをしてくれれば基本的には投手としては任務完了。できることは打球への反応、フィールディングのみです。

 

仮に、ヒットを打たれたとしてもそれは結果論です。野球では、基本的には長打率は1を超えないので打たせて取ろうとするのが確率的に有利なのはいうまでもありません。

 

変化球の数を増やす

どのような変化球を増やせばいいかというと、曲がらない変化球です。

カウントを稼ぐ変化球といっても良いかもしれません。

なるべくストレートに近い感覚で投げることで制球力が高まります。少しだけ打ちにくいけどコントロールはそこまで難しくないという球種を作りましょう。

大きく曲がる変化球というはコントロールが難しいので、プロ野球の抑え投手でもなければそこまで必要ではありません。

アマチュア野球では、どれほど曲がるか落ちるかなどを変化球の基準とする思考から抜け出すことが制球力アップの秘訣です。

ポイントはいかに曲がらない変化球を意図的に投げ分けるかです。

決め球とカウント稼ぐ球

カウントを稼ぐ球の重要性を上で説明しました。ですが、決め球がないと延々とファールで粘られます。ファールで粘られるということは打者の方が力が上なのです。

追い込んだ後には空振りを取ったり、見逃しをさせたりするような決め球も必要です。

決め球は投球フォームによってスライダーなのか、フォークなのかチェンジアップなのかなどは変わってくるでしょう。

決め球を1つは作るという意識を持って練習に取り組みましょう。

 

え?

「決め球になるような球はないよ…」ですって??

 

それなら、ストレートの後のチェンジアップや、カーブの後のストレートなど2球のセットで考えてみることをオススメします。

決め配球という考え方です。

特に、長所がない投手におすすめの考え方です。

内野の守備を鍛える

曲がらない変化球を投げると打者のバットに当たる回数が増えます。ストライクを稼ぐ代わりに打球の飛ぶ確率が高くなります。

ゴロも必然的に増えますから、内野の守備力も大いに関係してきます。内野の守備が弱いと投手はバットに当てられないような球を投げるしかありません。

決め球しか練習しないようになります。

 

投手の投球のテンポが悪くて守備のリズムが...という声を聞くことがありますが、普段の内野の守備力が配球に影響し、配球がコントロールに影響していることを自覚しましょう。

ですので、内野の守備を鍛えることが前提です。

当然、打球速度は速くなりますから一歩目の切り方も重要になります。プロ野球選手の一歩目の切り方を参考に鍛えてください。

【スプリットステップ】DeNAベイスターズ 大和選手 守備 - YouTube

 

終わりに

なぜこの記事を書いたかというと、ブルペンでのストライク率をカウントしていたところそれほど違いは生まれなかったからです。だいたい55〜65%くらいがストライクでした。

ですが試合になると、フォアボールの数にははっきりと差が出てくるのです。初球にストライク取れるかどうかで打者との対戦が有利になるか不利になるかは変わってきますよね。

カウントを稼ぐ球と決め球をしっかりと区別しておきましょう。

アマチュア野球では、球数制限が導入されつつあります。制球力アップは勝利につながりますし、上記のような考え方ですと変化球による肩肘への負担も少なくなります。

アマチュア野球で、悩んでいる指導者、投手、捕手の方。

メリットの方が大きいので、是非参考にしてみてください。チームメイトの方にシェアすることも忘れずにお願いしますね。

おしまい。