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【野球】【下半身主導】クイックモーションのコツ

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むかし、野村克也氏が斎藤佑樹投手の欠点として腕から始動しているという指摘があったのを覚えています。

よくある誤解しやすい言葉として"下半身主導"というものがあるのではないかと思います。どう勘違いするのかというと、下半身が先に動くのが良いという思い込みです。

 

先に動くのが上半身なのか下半身なのかはどのようなリズムで投げるかによって変わります。腕の軌道が大きければ先に動かさないと下半身と連動しないし、腕の振り方がコンパクトであるなら下半身から動かさないとタイミングが合いません。すごく当然のことだと思います。

腕を動かした時には軸脚の内側に力を入れておかないと下半身がブレてタメができません。脚自体の動きは目には見えませんが、腕を振り始めた瞬間には下半身に相当なエネルギーが軸脚に使われています。そういう意味では下半身主導だといえるかもしれませんが、投球動作の一番最初にどこが動くかはそれほど問題ではありません。

クイックモーションは腕(手)から動かすくらいでちょうど良い

かなりコンパクトに投げられる投手でない限りクイックモーションの時は腕と脚をほぼ同時に始動させることになります。下半身の動きは1/3くらいになるので普段より早く腕を動かして下半身とタイミングを合わせなければならないでしょう。

 

たまに野手からのアドバイスで手から動くのでスタートが切りやすいという、全く役に立たないアドバイスを受けることあるかもしれません。まず大事なのは自分が速いモーションで投げられることです。これを第一に練習していきましょう。動き始めから捕手までの到達時間を短くすることだけを考えましょう。ランナーにとってスタートが切りにくくても、クイックで球速も維持しコントロールも保たなければなりません。スタートを切りやすくするには、ボールを持つ時間を変えることです。ブルペンでの投球練習から意識してみましょう。


www.youtube.com【クイック研究用】東北楽天イーグルス・岸孝之(クイックモーション)

クイックのコツ

『週刊ベースボール 2022年 06/06号』を読んでいたら、「球人履歴書」というコーナーで佐藤道郎さんの記事がありました。クイックのコツは下半身もそうだが、いかにグラブからボールを早く離せるかだそうです。案外このブログの言っていることと近いと思います。このブログも間違ってはいないでしょ?笑

あとは、スタートを切らせないために重要なことも書いてありました。

牽制」と「頭を動かさないこと」これはよく言われていることとは少し角度が違っていると思います。アマチュア野球をやってきて自信はむしろ逆のことを言われてきたことが多いように感じます。詳しくは『週刊ベースボール 2022年 06/06号』を読んでください。

 

 

『質問』

セットポジションの際のボークについてです。自分は投球動作が腕から動き始めるためボーク気味だと言われました。

腕を止めた状態から先に動くのが腕以外ならボークにならないのでしょうか? それとも、腕をきちんと止めていたら、そこから投球動作に入る時は腕から動かしても別にいいのですか

 

【回答】

ルールブック的には下半身から動かさないとダメだと思います。ですが、ここで言っているのは、肉眼で見たらほぼ同時くらいに動き始めているけど、投げる人の意識は腕から動かしているし、腕から動いているかもなというレベルのことです。

決して打者や走者を騙すための動きではないので、腕から動かす意識で問題ないと思います。動画の岸投手のクイックモーションを参考にしてみてください。

それでも明らかに腕から動くというのはボークになりますので、それはチームメイトにチェックしてもらいましょう。