ウェブライティングの基本を確認しましょう。ブログやウェブサイトの場合、はじめの部分で読むか離脱かが決まります。グーグルアナリティクスなどの解析ツールで調べてみると、最後まで読まれているか否かがわかります。最後まで読まれる文章を書くコツを紹介していきます。
非常に有名ですが、PREP法という書き方で文章を書くと途中離脱されにくい文章構成になります。
(参考:ウェブデザイニング2022年2月号 p.118.119 分省略を上げる 鉄板ルール)
PREP法とは
- POINT
- REASON
- EXAMPLE
- POINT
の頭文字をとったものです。
つまりPREP法とは、
最初と最後にポイント(主張)を書き。そのポイント(主張)の理由→具体例という順に書く方法です。(P)
このPREP法が有効な理由は、端的にいって常に読者を引きつけておくことができるから。(R)
最初にも言ったようにウェブサイト(ブログ)運営は離脱を防がないといけません。「よくわからないな。」という状況を防ぐ必要があります。分からないを防ぐにはPREP法が有効だとされています。
PREP法なんて名前がついていますが、
小論文の書き方と全く同じですね。学生時代に習っているはずなんです。だからたいていの人はちゃんとしたウェブライティングの基礎は身についています。心配しないでください。普通に書けば良いんです。具体例を見てみましょう。(E)
P→収益目的のブロガーは長続きしない。
R→なぜなら、ブログというものは結果が反映されにくいからだ。結果がすぐに出ないということは収入にも繋がらない。
E→実際に、わたしは収益0の日々が半年間続いた。半年間を超えてから軌道に乗りはじめた。収入にならないものを続けられるのは"趣味"のようなものである。ブログが収入を得るためのツールに変化するには時間がかかる
P→手段を間違えているので、収益目的のブロガーは長続きしない。
上の文章はPREP法で書かれています。
ここまで読んでもらえたのなら、大成功です。離脱を防ぐことには成功していますよね。
このように、PREP法で書くことがウェブライティングの基本中の基本です。ぜひ(主張→理由→具体例)を意識して書くようにしましょう。
【注意】なんでもかんでもPREP法じゃだめ
レビューブログとか特化ブログで何かを主張したい場合にはこのPREP法で書くのが基本です。文章を書く際のテンプレだと思います。イメージとしては徐々に内容が深くなっていく感じかな。
ですが、日記や小説ではやめましょう。
PREP法で書かれた文章は基本的には面白さに欠けます。
小説はよく分からない表現があっても、『最後まで読んだらようやく分かった。』というオチの部分が醍醐味なのですから。小説は起承転結で書くのが良いと思います。
まあ、文章は最後まで読んだからといって読者にわかってもらう必要はないのです。
ブログの読み方も読書の仕方も文章の読み方は人それぞれです。
基本を知った上で柔軟にアレンジしながら書いてみるのが良いでしょう。
試行錯誤すること。これが文章力を高めると真の黄金の法則ですよ。
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