日本の賃金が上がらない理由が経済の専門家から言われていますが、実際には超単純な理由です。コンビニの出現が原因です。
なぜコンビニや牛丼チェーン店は深夜料金を取らないのでしょうか?普通に考えて22時から朝の6時までは客から深夜料金を徴収すべきじゃないですか??
この30年でコンビニの売上は2.5兆円から8兆円になっていて、3倍強にもなっているんですよ。
これに対してスーパーマーケットの売り上げは10兆円弱から12兆円と約20%の増加にとどまります。
コンビニに限らず、従業員は深夜料金として25%割り増し賃金を貰えますね。
コンビニの深夜の利益率と昼間の利益率がどうなっているかは知りませんが、フランチャイズ加盟店で24時間営業が基本だと昼間の利益を削って深夜の賃金に回しているところもあるはずです。これって、昼間の従業員がしわ寄せを受けてるんですよね。
小売の場合、商品の売り上げは昼に売ろうが夜に売ろうが変わらないのに割り増し賃金を払っていたら、労働生産性は下がりますよね。
仮にコンビニで深夜料金を取られるならなるべく昼間に買おうとなるでしょうから、今と比べて昼間の労働生産性が高まるはずです。
そうすると
昼間の従業員を増やす
→人手不足
→賃金上昇
となります。
日本の労働生産性が上がらない原因はここにあるのではないでしょうか。
この30年で変わったことでコンビニの存在感は売上の増加をみても無視のできないレベルです。
スーパーでも深夜営業をしているところはありますが、22時頃に閉店する店もまだまだ多く、深夜営業は多数派ではないですよね。だからそんなに影響はないと思います。
ですが、この30年で規模がデカくなっている業界の賃金が上がらないなら、全体の賃金も上がらないのは当然だと思いますね。
日本全体の賃金が上がらない原因はコンビニの深夜営業のせいだろ〜なんて思いながら、真夜中のコンビニの駐車場からブログ更新しています。
まぁ、深夜料金取られたらダラゴさんの生活は詰むんですけどね。
おーり。