ふるさと納税で損をしてないか？

ダラゴは寄付をした。

想いを込めて寄付をした。

楽天のふるさと納税のサイトを使った。買い物をするのと何ら変わりなく使えるので非常に簡単であった。

楽天市場での買いまわり対象になるので、1000円以上寄付するとポイント還元率が上がるようだ。さらに2021年9月10日は0のつく日なのと楽天イーグルスが勝った翌日なのでさらにポイントアップ。まだふるさと納税を終えていない人は急ぐべし。

ふるさと納税で学べ

なぜこのようなことを言い出したかというと、先日子どもに地理の問題を聞かれてあやふやな答えしかできなかったことにある。

もし自分の子どもがこのような問題で点数を落としていたら、子どものせいではなく、環境の問題であると心得ておくべきであると痛感した。中学生くらいの地理の知識はテストのために覚えるものでない。日常生活から得るものである。

誰であっても地理を学ぶ者にとって、ふるさと納税制度は最も良き教材だと気づいたのだ。大阪府泉佐野市のように返礼品として、日用品だろうがamazonギフト券だろうが取り扱っていたところもあるが、そうではなく特産品を返礼品として扱っているところを探してみるのだ。

たしかに近所のスーパーで買ってくるより短期的にはお得なものもあるのかもしれない(自治体の方は知恵を絞ってやっていることなので、是非については言及しない)

ただ、子どものいる家庭でこのような特産品でない返礼品を貰おうとしているのはあまりにもったいない。長期的には損をしていると言っても良い。それでもって学習塾に高い月謝を払っているはどうなのか。

学校や塾だけで学ぼうとするのは非効率に過ぎる。

例えば、大阪府の公立高校の入試問題（2020年度　大問３（1）①）では次のような問題が出た。

resemom.jp

問題はリンクから見てもらいたいが、要約すると

問　国内の2018年における小麦の収穫量の多い都道府県を答える問題である。

ほとんどの大人なら正答できるはずだが、正答率は100％ではないだろう。中学生ならますますそうだ。

（答え　北海道）

仮に、ふるさと納税で北海道の新篠津村に寄付をしていたとする。返礼品として送られてきたパンを食卓に出すことになるだろう。そんなとき親は「北海道の新篠津村というところから送られてきたんだよ。パンは小麦粉からつくられるんだよね。北海道って小麦が取れるのかな？」といった会話ができれば、子どもは北海道が小麦の生産量が高いということはイヤでも覚えてしまう。さらに北海道の平野なども一緒に覚えれば良いのだ。小麦を作るにはどういう地形や気候が適しているかなども学べたら良い。