○○はテイカー思考

Give&Takeという言葉を聞いたことはあるかと聞くと知らないと言う。アンド(&)の部分は"と"と訳すより、"そうすれば"と訳すと良いのではないかとアドバイスをしてみた。

 

giveは動詞の原形なので、文法的には命令文と言われるものなので、"そうすれば"と訳すのが良いと中学生の頃に習った。

 

"与えよ、さすれば与えられん"という訳が良く使われるようだ。

 

子どもの頃から親には、まずは人のために動きなさいと教えられたような気がするが、今の子どもにとってはギブアンドテイクの精神がないらしい。

 

 

というのもアダムグラントの

GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代( 三笠書房)

という本を買ったからだ。まだ全部は読んでないのだが、軽くアウトプットしながら読み進めようと思ったので記事にしてみた。

 

この本を知らない方のために、少し説明すると、人間はギバー、テイカー、マッチャーと3種類に分類できるそうだ。

 

半分くらいはマッチャーで「受けた恩は返す」ような人だ。またギバーは25%くらいで、25%ほどがテイカーだそうだ。

 

この中でギバーは成功者に多いが、テイカーよりも損をすることもある。何でもかんでも与えれば良いというわけではないのはいうまでもない。

 

ダラゴが子どもたちにギバー、マッチャー、テイカーのどれが人生で成功するかと質問をすると、意外なことにテイカーだと答えるものが7〜8割くらいいた。

 

質問の仕方や前提情報などが良くなかったのかもしれないが、これほど多くの子どもたちがこのような思考で行動していることは意外な発見だった。

 

私自身、いわゆる"良い人になること"が成功者への近道だと思い込んでいたのだが、国語の教科書か自分で選んで読んだ本の影響か、あるいは親か周囲の人間からの直接的な影響なのかはわからないが何かしらの影響を受けてしまったようだ。

 

これからは、子どもだったり子どものような人に接する際にはテイカー思考だということを念頭に接しなければいけないということに気づいたのであった。

 

おーり。