最近FIREって言葉が流行っています。個人的には非常に楽しみです!!FIRE 飲み!!
コロナ禍以前と生活はそれほど変わっていないのですが、リモートで会議したりできるみたいで、便利な世の中になったものだと実感しますよね。
誰か一緒にFIRE飲みでもしませんか???テクノロジーの恩恵を受けるためにたくさんFIRE買ってきましたよ!!!!!!!
あまり缶コーヒーは飲まないんだけど、久々に飲んだらFIREうめー#FIRE
— Darago@ももクロ3年書き8年凹凸 (@darago777) 2021年6月26日
(この写真を撮るためだけにFIREを買いに行った馬鹿いるの??)
そういやね、最近FIREムーブメントについて盛り上がっているんで本を読んでみましたよ。多分FIREとかほとんどの人ができないと思うんだけど。。。
さて、本で学んだことを書き残しておきたいと思います。
FIREとは
Financial Independence, Retire Early の略で、日本語にすると経済的な自立をして早期退職をしようっていうハナシです。本を読んだわたしの結論から申しますと「安易にFIREすんな」です。。あ、 経済的自立は必要ですよ。それは大前提です。
目次
FIREするにはいくら必要か??
金額の絶対値ではない
1億円あれば一生暮らせますか?
そうとも言い切れないでしょう。子どもが生まれたり、家族が予期せぬ状態に陥ったりすると足らないかもしれませんね。
では、3億円でしょうか。
いま目の前に3億円あったら2億円くらいの家を買ってしまう方もいるのではないでしょうか。そう、これからも分かる通り、FIRE可能かどうかは資産の絶対値によって決まるものではないのです。
一番重要な指標は貯蓄率
仮に1年間に240万円使うような生活だとしたら、240万円の不労所得があればいいわけです。アメリカでは現代ポートフォリオ(資産配分)で資産を構成させると、4%ルールを守っているうち(4%ずつ資産を取り崩しているうち)は資産が尽きる可能性は低いです。まあ条件は色々あるので割愛します。
で、資産としては必要な生活費の25倍あれば良いみたいです。で、この25倍の資産を貯めるのには貯蓄率がめちゃくちゃ重要になってくるのです。ここで気をつけて欲しいのは貯金率じゃないですからね。貯蓄率です。株なり投資信託なり金融資産も含んだものです。
今の日本の家庭の貯蓄率は5%前後です。覚えておいてください。5%前後の貯蓄でさらに現代ポートフォリオを組んで運用するとしたら、FIREまでに40年かかります。貯蓄率が5%だと、もはやFIREじゃなくてただの定年退職ですから。
10年くらいで退職したかったら貯蓄率をいくらにすれば良いと思いますか??
答えは50%以上です
まあ日本の場合、定年まで働く前提だから5%の貯蓄率ではあると思うんですけどね。仕事を辞める必要がないとか、今を充実させたいとかいう方は貯蓄率を低くすればいいし、そうじゃない人は高めにしていけばいい。一番重要なのは自分でコントロールするという姿勢だと思います。面倒だけど支出と収入の管理は必須ですよ。自分の収支を管理できてますか?ってのが一番大事。
正直なところ面倒なのでできていなかったり、稼ぎが少ないから関係ないやと思って諦めてしまっていませんか??そうじゃないんです。
もう一度言いますが、大事なのは貯蓄率です。
毎年、120万円しかかからないことが確定してるならそれくらいの収入を得られればいいんです。家計を把握しましょう。周りの人で管理ができていない人って家計簿で把握していないんですよね。面倒だからって言って。クレカとかデビットカードとか使えば自動で管理してくれるのでマネーフォワードのような家計簿アプリは使っておきましょう。なるべく早めに家計管理を始めた方が良いと思いますよ。(これ有料プランでなくても十分だと思います。わたしは無料版を使っていますよ)退職後は資産運用をしなくてはいけないので、資産運用に関する勉強も必須ですよ。やることは普通にたくさんありますね。
早期退職はしない方がいい
失敗する確率
FIREに失敗する確率と言ったら語弊がありますが、退職後に資産を失う確率は4%ルールで生活しても失敗する確率は5%あるんです。これって結構高いと思いませんか??5%って言ったら、クラスに2人くらいいる感じですよ??
しかも、これって自ら選択したうえでそうなってしまった感が強いので絶対に失敗できない選択ですよね。失敗したら周りからは自業自得って冷たく突き放されるのが日本だと思いますし。起業とかチャレンジした失敗ではないので印象はあまり良くないでしょうね。
そもそもね、FIREって、FIREする人がいないから成り立つものだと思うんです。だって運用益が4%以上を守らなくてはいけないので資産運用は必須です。著者の方はカナダに住んでいてアメリカ株を中心にポートフォリオを構成していました。株を買っていれば7%くらいのリターンがあるんです。
でも、もし早期退職者が続出したらそれだけの経済成長は維持出来るのでしょうか。FIREしやすい人は、高収入である人ほどしやすいです。また、高収入の方は優秀である可能性が高いです。残った優秀でない人たちでは、それまでの経済成長を実現するのはどんどん難しくなるだけです。大前提である右肩上がりの成長は期待できなくなる。FIREはできそうでできない。というかみんながやろうとするといっそう難しくなるものなんですよ。きっと。
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人間関係が希薄になるという最恐最悪のデメリット
実際に定年退職した後の生活がすることがなくて困るというもの聞く。
大手銀行に42年間勤め定年を迎えた主人公の山崎さんの、定年してからの日々と仲間たちとの交流、そして家庭の中で自分の「居場所」を見つけるまでの苦悩を描く。
定年ゴジラは1998年の本ですが、昔から退職後の生活には悩みが多いもんなんです。それだけ労働に縛られているのでしょうね。ただ、組織に縛られるって楽っちゃ楽だよね。適度な不自由さって必要なのよ。
人間関係。これは労働から得られる一番のメリットだと思う。退職する前は分かりにくいけど。
今は友達が多くても、仕事をしている人とそうでない人では関係性が変わってくるでしょう。そこら辺は定年ゴジラを読んでイメージしてもらいたい。(多分そう言うことが書いてあると思う。読んだことはない。読んだら感想お願いします)
それでもやっぱりFIREしたいというのなら目指してみるのがいいと思う。目指すこと自体は、節約だったりそれなりに高い能力が必要です。あっても別に困らないスキルが身につくと思うので、ぜひ底辺からFIREを達成したいというキミは自身の生活にFIRE本などで学んだことを取り入れてみて欲しい。
もし仮に仕事以外に何かやりたいことがあるなら絶対に目指したほうが良い。ただ仕事をするのが嫌だからという後ろ向きな理由で目指すべきものではないと思う。やりたいことがあるからとっとと宿題を終わらせていくみたいな感じならOKだ!
老後2000万円問題。
定年退職後2000万円がさらに必要だという試算が出されてから一気に資産形成に関する関心が高まったと感がありますよね。この2000万円という数字は定年後に不足する金額。FIREするなら6000万円くらいあれば良いとするものもあれば1億円必要だというものもある。それは本当に人によるとしか言えない。
本を読んでみて確かになと思ったのは FIREしたあとは世界を旅行したほうが安上がりだったというところ。確かにコストの安いところにいれば安く済みますからね。ただ、これは先進国上がりの著者だからそうなのであって、日本のような(%”ぴ$&’pが; おっと、日本の悪口をいうと誰かが飛んできそうだ。やめておこう。
FIREムーブメントを考えるのにおすすめ
本
上の本を読んだのですが、翻訳の問題だと思うんですが正直非常に読みにくいです。多分、大卒の方々ならすらすらと読めると思うのですが、わたしは飛ばしながら読みました。マジで読みにくい。買うならレビューの低いものだけでも読んでみてからにした方がいいと思います。
どうしたらFIREできるのかってのはウィキペディアで読んだらいいと思います笑
というかWikipediaの内容に要らない文をくっつけたんじゃないかってくらい読みにくいですぞ。。(ショッピングサイトにレビューは書いてませんよ)
ブログ
著者のウェブサイトです。学ぶことは楽しい!!って書いてあります。早期退職しても学びはやめてはいけません。英語を勉強している人はそのまま英語で読んでみましょうか。
あ、アウトプットするならブログを開設しましょうね。まだしてない人は知らないぞ〜
終わりに
なぜ早期退職したいのか
なぜ、早期退職したいのか?これを考えることが必要なんだと思います。ほとんどの場合、今の仕事が辞めたいだけってのがホンネなのでは?
そうなら転職とかしてみてもいいでしょう。副業とかはじめてもいいでしょう。少しだけ他のことをする時間を増やしてみるのがいいと思います。いきなりどかーんと変えるとマジで失敗します。少しづつ何かやってみよう。まあ、私の場合はブログをはじめてカメラの時間を増やしてって感じでおかげさまで少しづつですが収入源の割合が変化し始めています。↓
結局、自分が何をしたいのかってことが大事になってきます。すげ〜ありきたりなんですが、これに尽きるんですよね。本当にFIREしたいのかどうかはよく考えた方がいいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
いつかFIRE飲みしましょう。
おしまい。